農家の気象センサーとして優秀なEcowitt Wittboy ウェザーステーションがAmazonで売れている件

以前にも記事にしたが、農家にとって非常に便利な気象センサーとしてEcowittのウェザーステーションを紹介しました。この商品は農家にとって、雨が降ってると言ってもどのくらい降ってるか?風が強いけどビニールハウスのある所ではどのくらい?と言った、リアルタイムの気象情報を見られるという商品です。これらの情報の実測値は、ちょっと遅れた情報を広域で見ることが出来る程度であり、大体の農家さんは予報を見て動いていると思います。もちろん先に準備をするうえでそれは問題ないのですが、実際どうなのかは気になるところです。そこら辺がリアルタイムで見れるこの商品は欲しい商品です。海外の情報を見るには精度がかなり高いようなので、使えないのがもったいないです。
⚠️ 注意:本記事で紹介するEcowitt製品は日本国内での技術基準適合(技適)認証を取得していないため、電波法上は国内での使用が認められていません。使用は推奨できず、導入にあたっては自己責任で行ってください。なお、研究目的等で使用可能とされる実験局免許制度もありますが、現実的には取得条件が非常に厳しく、一般農業用途では事実上利用不可能なため、本記事ではその方法については扱いません。
Amazonで売れているECOWITT Wittboy ウェザーステーション
ECOWITT Wittboy ウェザーステーション、Wittboy Wi-Fiハブと7イン1屋外ソーラー式気象センサー付き、WU/WeatherCloud/Wow/Ecowittサーバーをサポート
これって、特に記載はないけど技適は取っていないはず。知らない間に日本向け製品は出ていないと思うが、購入される方は自己責任で。ChatGPTによると日本向けの商品があるようなことを言うが、恐らくかつて920 MHzの商品設定があったことを言っている。ただ、技適のリストには確認できないようだから恐らく技適は取れていない。
ちなみにアリエクで買うなら
Ecowitt-屋外ソーラーパワー気象センサー、gw2000 iot、wi-fiゲートウェイ、ws90、7 in1を含む
後継機種(ハブがバージョンアップ)
Ecowitt GW3001 ウェザーステーション、SD カードデータストレージ付き IoT Wi-Fi ハブ、7-in-1 屋外太陽光発電触覚降雨センサー
co2検出できるコンソール(ハブ機能有り)
Ecowitt-WS3910 Wi-Fi気象観測所受信機、色表示コンソール、組み込みco2、iotデバイス、7.5インチ液晶、wfc01およびac1100をサポート
Ecowitt wn1821_cウェザーステーションディスプレイコンソール、4.9インチLCDディスプレイ、組み込みco2検出器、thermo-hyg湿度計、気圧計
前の記事を読んでない方に製品説明
製品の概要
製品名:GW2001 Wittboy Weather Station(7-in-1)
価格:$199.99 USD
“7-in-1” というのは、複数の気象データを一体の装置で計測できることを示しています。
また、屋外センサーには 太陽光発電パネル や 防振・触覚式降雨センサー(haptic rain sensor) が組み込まれています。
バードスパイク(鳥よけスパイク)が同梱されており、センサー上に鳥が止まるのを防ぐ設計です。
主な特徴(“Features” セクションより)
この製品は大きく分けて 屋外センサー部(WS90) と ハブ/ゲートウェイ部(GW2000:または同等機能の部分) に分かれ、それぞれで計測・通信機能を持ちます。以下にそれぞれを簡単に説明します。
構成部測定可能な項目特長WS90(屋外センサー部)降雨量(Piezoelectric センサー)
風速・風向(超音波方式)
屋外温度・湿度
日照強度・紫外線強度(UVI)・風速は 0.3 m/s から測定可能
・防水仕様(IPX5)
・センサー本体に太陽光発電パネルを備え、補助的に電力を得られる
・別途乾電池(単3形 × 2本)がバックアップ電源として使用可能(本体には付属しない)
GW2000(ハブ/ゲートウェイ部)室内温度・湿度
気圧・Wi-Fi や有線(LAN)を通じてデータをインターネットに送信可能
・Wi-Fi 規格:802.11 b/g/n(2.4 GHz)
・気圧計(300 〜 1100 hPa)を搭載
・室内用温湿度センサーは範囲 -10 〜 60 ℃、湿度 1 〜 99% などで精度 ±1 ℃、湿度 ±3.5% 程度(仕様)
通信仕様・その他
無線通信範囲:RF(無線)でおよそ 100 m(障害物や環境に依存)
無線周波数:場所に応じて 433 / 868 / 915 / 920 MHz を選択可能
センサーの送信間隔:約 8.8 秒ごとにデータを送信
Wi-Fi 通信範囲:約 50 m(ルーターとの見通し距離。環境によって変動)
インターネットへのデータ更新間隔は 1 〜 5 分に設定可能で、推奨は 1 分おき
測定精度・仕様(スペック詳細)
ページに記載の主要スペックを、わかりやすくまとめます:
風速:0 〜 40 m/s。10 m/s 未満では ±0.5 m/s、10 m/s 以上では ±5% 程度の誤差範囲。分解能 0.1 m/s
風向:0° 〜 359°。2 m/s 未満では ±10°、2 m/s 以上では ±7° の誤差。分解能 1°
温度(屋外):-40 〜 60 ℃、誤差 ±0.3 ℃(仕様)
湿度(屋外):1 〜 99%、誤差 ±3.5%、分解能 0.01%
光強度:0 〜 200,000 lux、誤差 ±15%
紫外線強度(UVI):1 〜 15、誤差 ±2
降雨量:0 〜 9999 mm(あるいは指定範囲内。分解能 0.1 mm)
気圧(GW2000 部):300 〜 1100 hPa、誤差 ±5 hPa、分解能 0.1 hPa
室内温度・湿度:-10 〜 60 ℃(±1 ℃)および 1 〜 99%(±3.5%)
同梱品・パッケージ情報
同梱品には次のものが含まれます:
• 7-in-1 屋外天気センサー(WS90)
• ハブ/ゲートウェイ(GW2000)
• 鳥よけスパイク(Bird Spikes)
• USB 電源コード
• イーサネットケーブル(LAN ケーブル)
• ユーザーマニュアル梱包寸法:230 × 115 × 155 mm
梱包重量:およそ 1000 g(1 kg)
電池は同梱されておらず、屋外センサー用の単3形乾電池が別途必要(バックアップ用として)
注意点 / 補足・制限
「正確な雨量データ」が必要な場合は、この GW2001(Wittboy)単体では不十分なケースもあるため、WH40 センサーとの併用を推奨する旨の記載があります。
使用する無線周波数(433 / 868 / 915 / 920 MHz)は、購入時に国・地域に応じたバージョンを選択する必要があります。
GW2000 が PoE(Power over Ethernet)を直接サポートしていないため、PoE 給電を行いたい場合は別途 PoE スプリッターが必要とされています。
Wi-Fi 通信や無線通信には環境(障害物、電波干渉など)が大きく影響を与えるため、設置場所や環境条件に配慮が必要です。
光強度・紫外線の測定誤差や、センサーへの日陰・影の影響、センサー表面への汚れや鳥の影響などが、実際の測定精度に影響を与える可能性があります(製品ページにもこの種の感想・注意がレビュー欄に見られます)。
どうにかして使う方法は無いのか?
以前調べてみたのですが、今回の問題はセンサーとハブ間の通信、ハブのWi-Fiへの通信。これらが技適を取っていないのが問題です。これらの許可を取ることは現実的に無理なので、適法内でこれらの機器を使用することはできません。
そんな時に何気なくEcowittのサイトを見ていたらこんなの見つけました。
WN90SDI Weather Station with SDI-12 Interface and Protocol
WS90の有線タイプ。センサー情報は優先ケーブルで取得。WS90と違うのは太陽光発電機能が付いていないので電源も有線接続の必要がある。ただ、日本で合法に使用するにはこれしかない。ただし有線ケーブルでデータを受信するにはパソコンか何かが必要になるのと、自分でデータを管理しないといけなくなるのでハードルは多少高くなる。
まとめ
合法で進める選択肢を発見できたのは大きな進歩。ただ、ハード的にもソフト的にもハードルが高いので、何が何でもやってやるぞと言う方求む。ぜひレビューして欲しい。私はソフト的なことは分からないながらAIと相談してやってみてもいいけど、ハード的なものは手が出ません。
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